黒龍





俺たちはひたすら
殴り合った。




ゴッ



鈍い音が響いたとき



…俺は倒れた。









「…楓ちゃんは

 
 お前と別れることに
 なっても、

 子供産むつもりだ。



 


 …お前の、

 翔司の子供だから…」






その言葉を聞いて、

俺は涙が止まらなかった。





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