黒龍





"…ごめっん、

 本当にごめんねっ…"




あの言葉を聞いたとき、

俺は後悔してるんだと思った。






だけど、




…違ったんだ。









「楓ちゃんならいつもの公園」





静かに、壮樹が呟く。




「ありがと」



そう言って俺はひたすら走った。











< 184 / 366 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop