黒龍





予約していたレストランで
ご飯を済ませた俺たち。


時間が経つのは早くて
気づけばもう9時。




「…そろそろ行くか」




そう呟いた俺に


「どこに行くの?」


と、首を傾げる楓。







その質問には答えずに

さっきから
繋がれている手を引き、


目的の場所へ




























「………うそ、


 ここって…」





< 259 / 366 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop