黒龍





「分かったよ!

 1人で何とかするからいいよ」




ははっと笑った竜聖は、


「冗談ですよ。

 今日は
 とりあえず一緒に行きましょう。


 俺と麗さんは
 兄弟ってことにしてあるって
 今朝楓さんから連絡もありましたし。」




お母さん、
何であたしには
連絡くれないの。


むーっと膨れたあたしに、


「でも、
 あと15分で
 準備してくれなかった場合は
 置いてきますね」



…こ、こわっ



「了解、すぐ準備する!」





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