黒龍





「当たり前だろ。


 んな、
 不安にならなくても
 毎日抱きしめてやる。





 …ってか、
 俺が楓不足で倒れる」




本気で言ったけど
恥ずかしくなって、


ふざけて笑ってみせると





また
見透かしたように、
だけど
そんな様子見せないように



「冗談はやめてよ」



って笑ってくれた。
















久々に触れる楓は
12月なのに温かくて


俺にはどうしようもなく
愛おしい存在だった……---






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