黒龍





楓ちゃんの言葉を聞いて、
俺たちは何も答えられなかった。








そんな俺たちを見て、





「…もし鬼神組に入ることが、

 天竜組からの
 仕事依頼だったら…?」



楓ちゃんが小さく呟く。






…?



「…仕事依頼…?」

















「…っ」


そういうことだったのか…っ!






隣を見てみると、
2人も楓ちゃんの言葉の意味を
理解したようで


涙は止まっていた。




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