黒龍





「…え…」






痛みを覚える右肩を押さえ、
振り向くと








「…誰が武器なしで
 お前を殺すって言った…?」






…そこには、
銃を持ち不気味に笑う
総長の姿。







俺は思わず倒れこむ。









「…お前はこれで終わりだ…」


立ち上がり俺に銃を向ける。








「…と、言いたいところだが。










 お前の大切なもの
 壊してからにしてやるよ…。



 わざわざ郵便局で
 住所教えてくれてありがとな」




目を見開き、
にっこりと笑う総長。



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