黒龍





なぜか玄関の扉が
開いていて、



「…恭介ったら…」



と小さくため息交じりの声で
そう呟く。










…だけど、





扉の前に立った瞬間…




ドサ…


思わず手に持っていた
ケーキを落とす。
































目の前に広がったのは

…血の海だった


< 350 / 366 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop