黒龍





そんな
要お兄ちゃんの肩に

ポンと手を置いた
健お兄ちゃんも







「冗談…ですよね?


 どうせまた
 俺たちを
 騙すつもりでしょう?



 鬼神組のことだって、
 "嘘に決まってんだろ、
 ばーか"って。

 そう言って
 笑ってくれるんでしょう?



 …翔司?


 笑えないです。
 今すぐ起きてくれないと…

 本当にっ…
 本当に怒りますよ…っ?」




お父さんの手を握り、
涙を流す。




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