黒龍





って思ってたのに


「わざと気持ち悪い声
 出してんじゃねえよ。

 バレバレだっつーの」



!?


やばいとは思ったものの、
もちろん顔には出さず。


「これが、
 あたしの本当の声なんだけど…」



はい、やってやりました。笑

さすがに2回目は
呆れて何も言えないはず。


「お前、ふざけ…」


「そこ、うるさいですよ?」

あたしたちに注意する声。
奏多さん、ナイス過ぎる…!



チッと軽く舌打ちをする駿。



あたしは奏多さんに
ありがとうございますと、
口パクで伝えると


気を付けてねと、
奏多さんも口パクで返してくれた。









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