黒龍





竜聖の後ろに乗り、
目的の場所まで走る。



「着きましたよ」


「ありがと」


学校ではタメだったのに、
学校出た瞬間に
いつも通り敬語に戻る竜聖。笑


「学校で慣れて、
 タメになってくれないかな」

とふざけて言ってみるけど、


「む、無理ですよ!
 さっきだってどれだけ勇気
 出したと思ってるんですか!」


はあー、
とため息をつきながら


「行きましょう」


「そうだね」


と扉を開ける。




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