黒龍





「普通に痛いわ」



余程ムカついていたのか
思い切り叩かれ、

ジンジンと熱を持つ
あたしの頬。




「あー、面倒くさい…」



朝から授業受ける気なんて
なかったけど、

さらになくなったあたしは

そのまま鞄を持って
教室を出た。







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