トワイライト
  それを聞いて
「あははは。確かにある程度の年令になれば、体力の衰えに不安感を持つのは誰しも同じだし、それはいた仕方のない事だと思うよ。だがそれはメンタル面で補えば、良い事なんだし実際それは充分可能だよ。まっ、要は『やる気』だよ」




  そう日向に言われ
「あら!?やる気なら私人一倍あってよ」
  と言うと瞳子はガツッポーズを取った。




「そうさ。その調子だ。まっ、頑張ってくれたまえ」
  と言うと日向は笑った。




「ねぇ、話しは変わるけれど理子はいつから、伯父さまのオフィスで働いていらっしゃるの?」
  瞳子はやや声のトーンを下げて日向に聞いた。
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