トワイライト
  すると
「ねえ、美有今夜はホテルに泊まりたいんだけど良い?」
  と慎也が美有の耳元でそっと囁(ささや)くと




「うん。良いよ。優しくしてね」
  と言うと美有は慎也の左腕を両手でそっと掴んだ。




  そして美有と慎也の二人は早速行き着けのシティホテルへと向かった。ちなみに此処のホテルは美有と慎也が初めて結ばれた、いわば思い出深い場所でもあった。



  ちなみに美有と慎也の二人はお互いに実家住まいなので、とても使い勝手が良くて愛着のあるこのシティホテルをこうして普段から時折利用していた。
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