トワイライト
そして
「あっ、さっきの栄養ドリンクも飲まなきゃ!」
と言うと美有はテーブルの上に置いた栄養ドリンクの蓋をクルリと回し、蓋を取ると一気に飲み干した。
「おっ!意外と甘くて美味しい!癖になりそう」
とそう呟やくと部屋の照明を一段階落としてベッドにゴロリと横になり、そして美有は天井を見つめながら、これから始まる甘ーい一時(ひととき)に思いを馳(は)せた。
すると突然思い出したように『あっー、その前にやる事があったんだっけ』と美有は心の中でそう呟くと、いつも避妊に使っているコンドーさんと、携帯用のお裁縫セットをポシエットから取り出して、早速コンドーさんの袋の外側を針でつっついて、肉眼では見えない小さな穴を開けた。そうなのだ。美有は有と萌とママ友になるために、今夜確実に妊娠出来るように画策したのである。
ちなみに先に子供が出来てしまった場合は俗に言う『出来ちゃった婚』になるけれど、まあ今時そんな事は珍しくはないので、美有はさほど気にしなかった。
「あっ、さっきの栄養ドリンクも飲まなきゃ!」
と言うと美有はテーブルの上に置いた栄養ドリンクの蓋をクルリと回し、蓋を取ると一気に飲み干した。
「おっ!意外と甘くて美味しい!癖になりそう」
とそう呟やくと部屋の照明を一段階落としてベッドにゴロリと横になり、そして美有は天井を見つめながら、これから始まる甘ーい一時(ひととき)に思いを馳(は)せた。
すると突然思い出したように『あっー、その前にやる事があったんだっけ』と美有は心の中でそう呟くと、いつも避妊に使っているコンドーさんと、携帯用のお裁縫セットをポシエットから取り出して、早速コンドーさんの袋の外側を針でつっついて、肉眼では見えない小さな穴を開けた。そうなのだ。美有は有と萌とママ友になるために、今夜確実に妊娠出来るように画策したのである。
ちなみに先に子供が出来てしまった場合は俗に言う『出来ちゃった婚』になるけれど、まあ今時そんな事は珍しくはないので、美有はさほど気にしなかった。