トワイライト
「あっ、ありがとう」




「う~ん。隼人今夜は『心此処に在らず』ってな感じね。ねえ。そんなに有の事が気になって仕方がない訳?あーもう隼人がそんなんじゃ私ちっとも楽しくないわ。私もう帰る!」
  と言って萌はバックを手に椅子から立ち上がろうとしたが、足がよろけて隼人にあやうく支えられた。




「もう!萌は飲み過ぎなんだよ。ほら大丈夫か?」
  と言って隼人は萌の腕を掴んだ。




「ねえ、隼人今夜私あなたのお部屋に泊まっても良い?」
  と萌はまたもや隼人にしなだれかかった。




< 92 / 321 >

この作品をシェア

pagetop