Homework
私って
とりわけ可愛くも、またブサイクでもない｢普通｣の私。

恋に恋する頃、同じクラスの友達が好きな子の話をしている。

恋をするより、外でボール遊びをしたり、走り回る方がよっぽど楽しい。

そんな小学生時代。


｢彼氏が出来た｣の一言で妙に大人な感じに酔いしれた中学生時代。


元々恋愛に興味はない。
友達とワイワイ楽しんだり、部活をしたり。

そんな毎日で十分満足してた。

でも誰か｢好きな子｣がいないと、友達の中でも浮いてしまう。

ちょうどその時、仲の良かった子から告白される。

そして、何となく気になり好きになる。

･･･詳しくは好きになろうと必死だった。

自分の気持ちに気付かず、恋に恋していた頃、相手の気持ちが離れても、悲しくなるけど執着はなかった。

でも｢熱愛｣にも｢悲恋｣にも興味津々な私は、中学３年の時に仲の良かった男の子を好きだ！と自分に言い聞かせ、恋に恋して。

高校生になり、離れてしまうと自然に恋心も消え、かと言って、大して男の子に興味もなく、新しくできた友達と、電車で通学する毎日を楽しんでいた。
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表紙・目次

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