Homework
高校生になると、やってみたかったのがマネージャー。

私は全日本バレーボールでものすごく大好きな選手がいた。

だから迷わず、男子バレー部のマネージャーになった。

元々少ない部員。

私もなかなか話せず、自分らしさを出せないまま何ヶ月かがすぎた。

でもようやく部活の雰囲気に慣れた頃、仲良くなったのは先輩達だった。

同級生は部員が4人。

でもシャイなのか誰も話すことはなかった。

でも興味はない。

バレーボールを毎日見れて、憧れのマネージャーになって。

優しい先輩達と過ごす放課後は楽しかった。


そうして一年が過ぎ、新しく後輩が入ってきた。

生意気ながらも楽しい後輩達と優しい先輩。

相変わらず「恋」とは無縁な私の毎日。

そしてやはりあまり交流のない同級生部員。

・・・でも突然「恋」はやってきた!

しかも心臓がバクハツするほどのドキドキと切なさを連れて・・・・。
< 2 / 3 >

この作品をシェア

pagetop