Prince×Prince~彼女と彼と彼?!~
「弘輝、遅かったな」
弘輝は私と席が隣だから授業中は話してばっかり。
まぁ、それでも私は学年1位。
(2位とは12点差)
弘輝は3位
(2位とは3点差)
なわけで
先生たちは何も言ってこない。
「誰の所為だと思ってんだ」
「自業自得だろ」
「何が自業自得だ。お前が×××に蹴り食らわさなければ間に合ってたんだよ」
「私の所為か?
お前がグリグリしなければ
私だって蹴らなくてすんだんだぞ?」
「ゔ…。
それはお前が沈んだ顔して歩いてたからで…。
だからと言って×××を蹴らなくたっていいだろ」
「あんまり×××を連呼するな。汚ない」
「何が汚いんだ。
×××は男の命だぞ」
「それが汚ないっつってんだよ。
なんなら、切り落としてやろうか?」
「や、やめろ。
俺、死ぬって」
「勝手に死んどけ」
「酷くね!?
それ普通、幼馴染にいう言葉か??!」
「言ってるからそうなんじゃねぇの?」