Prince×Prince~彼女と彼と彼?!~
「取り敢えず俺の部屋行ってろ。
覚えてるか?俺の部屋。
2階のー…」
「大丈夫だ。覚えてる。」
凪は一言言って2階に上がって行った。
「拓斗、いいか?
俺の部屋にだけはくんなよ?」
「わかった」
それを聞いて俺は凪のあとをつけた。
部屋に入ると待ち受けていたのは質問の嵐。
「何で黒崎先輩がここにいるんだ!?」
とか
「弘輝と黒崎先輩は知り合いか!?」
とか
「何で先輩なのに呼び捨てなんだ!?」
とか…。
「落ち着け…。
取り敢えず、そのことも含めて話すから。」
「…はい…。」
部屋はいっきに静かになった。