Prince×Prince~彼女と彼と彼?!~
ーがらがらっ
「っはぁ…ギリギリ…?」
弘輝が会議室に滑り込む。
体育祭総合係りは会議室であるようなのだ。
「遅れてすみませんでした。」
私はゆっくりと謝罪(?)をした。
「何言ってんだ、ギリギリだろ?」
弘輝はまだ間に合ってると思ってるらしい。
いや、弘輝。
遅刻同然だからね?
…私たち2人以外、(多分)全員いるんだから。
「いぃや、ギリギリじゃねぇぞ。
弘、凪、遅刻だ」
そんな私の心の声を代弁するようにもっちゃんが言う。