Prince×Prince~彼女と彼と彼?!~

ーっカァァァ


顔が火照るのがわかる。

バッと胸元を両腕で隠す。



「ご、ごめん。」


そう言うと先輩はそそくさとその場を去った。



「…んだよ…。押し付けんじゃねぇよ」


先輩が去ったあと
私は1人で黙々と掃除をする。





ー5分くらい経っただろうか。



未だ1人掃除中。


「進まなねぇー……ぎゃぁ!?」


水を撒いてたら、いつの間にかホースを踏んでいて水が弾けてホースが暴れだした。



「あーもう、またびっしょびしょだ………もういい、疲れた。
ちょっと休憩ー」



私は体育大会用テントが立ててあるプールサイドに向かった。


休むなら日陰がいいしな。



思いっきり寝転がってみる。



「あ…」


気持ちいい…。


目を閉じると眠くなってくる。






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