Prince×Prince~彼女と彼と彼?!~
「お前らは学年1位同士で学力には優れてるかもしんねぇけど、俺も頭はきれるんだぜ?」
…ちっ
時すでに遅し…。
始まった。
「…から俺はお前らより頭がきれるんだ。その気になれば…」
ーもう5分は優に経っている。
「何?これは…?」
「…弘輝の単なる自慢話です…。常に自分より優れてる人と比べて自慢話を…長い時で1時間30分以上…」
「逃げれないの?」
「無理です。逃げたら付きまとわれて挙句、キレられます」
「あちゃぁー…」
結局、私たちは弘輝の自慢話を1時間弱聞かされた。