花言葉を君に。
~3章 アスター~
アスターの花言葉は“同感”“結果論”“変化”“信ずる恋““私を信じてください”です。
私はこの中でも、“変化”と“信ずる恋”にスポットを当てたつもりです。
ここでついに和泉が登場ですね!おめでとう←
和泉の登場によって、結城への恋心は強さを増します。
それが結果として吉となったのか、凶となったのか、私にはわかりません。
そしてもうひとつ“変化”したのは、偽りの家族だと謳っていた美智さん・尚紀さんとの関係。
紫苑はきっとなんだかんだで、二人のことが大好きなんです。
そして章の最後にあの日が来ますね。和泉に核心を突かれるときが。
笑っていないことを言い当てられて、泣きながら内心を吐露する紫苑。
裏話ですが、そのとき和泉は紫苑が探している兄が結城だと気づきます。
あるいは結城本人から、示唆するような内容の話を少し聞かされていたのかもわかりません。
そして告白。
そこで完全に“変化”がもたらされてしまったのです。
~4章 クロタネソウ~
クロタネソウの花言葉は“とまどい”“困惑”“ひそかな喜び”
突然の和泉からの告白にとまどいつつも、成長していく紫苑を描きました。
結城に告白すると決意することや、美智さんを助けて、二人と本当の家族になること。
そんなことが、“とまどい”の中の“ひそかな喜び”なのでしょうか?
ちなみに裏話。
美智さんを助ける際にデジャヴが起こりますが、まだ幼かった紫苑がママを助けられなかった記憶です。
そのまま入院して、亡くなってしまう設定なので、紫苑の中では辛い記憶だったりします。
しかしそれを乗り越えて、今までとは違う自分になる紫苑。
その頃から心から笑ったり、泣いたりできるようになるのです。
制作秘話としては、実は最初から二人の娘だった・・・なんて考えもあったりなかったり(笑)