花言葉を君に。
~5章 マーガレット~
マーガレットの花言葉は“恋の占い”“心に秘めた恋”“愛の誠実”“真の友情”です。
ここでは“心に秘めた恋”を中心に描きました。
和泉に告白の返事をする紫苑は、何か芯の強いモノをもっています。
和泉も和泉で、結城への告白を遮らないのが優しいですね。
紫苑の恋の結末を知っていながらも、紫苑の成長を見届けようと・・・
と、そこで新たな闖入者が登場してしまいます。
凛堂 遥━━━━ 一体、彼女はなんだったのでしょう?
今でもよくわかってないです、ごめんなさい(笑)
ただ紫苑の恋を妨害する人のようにも見える、結城と和泉の過去に深く関わった人物。
よく笑う彼女の奥底には、冷たい素顔が隠されている。そんな影のある人物像を当初描いていたのですが(笑)
でも遥は本当に優しい人だったのかもしれません。
そして紫苑とどことなく似ているような気がしますね。
(そうすれば、結城と和泉が二人に惹かれたのも理由付けできたり←)
裏話です。1章の紫苑と結城の再会のとき、結城が紫苑の名前を聞いてシオンの花言葉を言う場面ですが、あれは完全に遥の受け売りです(笑)
言い切ります!結城が花言葉をたくさん知っているのは、遥の受け売りです!←
花は大好きですが、花言葉を記憶するほどロマンチストじゃないです(笑)
遥は花が大好きで、2年前に結城にいろいろ教えたという設定です。