花言葉を君に。



~6章 キブシとユウガオ~


キブシの花言葉は“嘘”。

ユウガオの花言葉は“罪”。


重いタイトルですが、そのままの意味です。

ちなみにこの時点で、遥は結城と紫苑が兄妹ということに気づいてます。

いろいろと伏線(らしいモノ)をはっているのに、お気づきでしょうか?


和泉は紫苑の兄だと嘘をつきますが、この嘘は優しい嘘です。

紫苑の恋心を知っているから、結城にせめても伝えさせてあげたいという想いからこういう行動に出たんだと思います。


嘘でしか人を守れない、と8章に和泉は言いますが、嘘でも人を守れるならそれでいい気がします。

結果、紫苑も結城も遥も、和泉自身も嘘をたくさんついたけれど、笑顔になれましたから。


遥へのメールを間違って紫苑に送る結城。確信犯ですよ!←

正直、最低です(笑)

ちなみに、結城はフラレたと言ってますが、告白さえしてません。

カフェで会って、遥は結城に「もう少し早かったら。」と一言だけ言い捨てて、帰りました((ぇ?

それを勝手に勘違いしたのは、結城です。

ま、でもすぐにやり直すんですけれどね、この二人は。


さぁ、自分でも疑問に思っている遥の秘密暴露シーン(笑)

黒いですね・・・なんかドス黒くて怖いですね、遥。(笑)

でも、これでこそ当初のキャラ設定に忠実・・・?


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