【続編】スパイシーな彼~彼女が生きた証愛した瞬間
最悪の場合
一日中、仕事がうまく手につかず、食欲もないまま、就業時間をむかえた。
店長に瑞希の所に行くための早い帰宅を告げると、急いで病院に向かった。
受け付けが終わっていたので、見舞い用の入り口から入り、瑞希のことを尋ねると、5階の病室を教えられる。
5階のナースセンターに立ち寄り、今朝の担当医斉藤が祐輝を見つけて、隣の個室に呼ばれた。
「彼女どうでしょうか…」
「あと少し遅かったら、危険な状態でした。今は意識も戻り、尿も出てきてますので、回復には向かっています」
「良かった…」
「しかし…現段階では、腎臓機能の低下があり、最悪の場合、命の危険も考えられます。ですから、しばらく入院して、結果を見ていくという形になりますが」
「入院はどれくらい…」
「かなり長期になると思っていた方がいいでしょう。薬の投与などで抵抗力が落ちたりしますし…柴崎さん、とにかく彼女を支えて、気持ちを上げてあげることです。そうすることで免疫力も必ずあがりますからね」
店長に瑞希の所に行くための早い帰宅を告げると、急いで病院に向かった。
受け付けが終わっていたので、見舞い用の入り口から入り、瑞希のことを尋ねると、5階の病室を教えられる。
5階のナースセンターに立ち寄り、今朝の担当医斉藤が祐輝を見つけて、隣の個室に呼ばれた。
「彼女どうでしょうか…」
「あと少し遅かったら、危険な状態でした。今は意識も戻り、尿も出てきてますので、回復には向かっています」
「良かった…」
「しかし…現段階では、腎臓機能の低下があり、最悪の場合、命の危険も考えられます。ですから、しばらく入院して、結果を見ていくという形になりますが」
「入院はどれくらい…」
「かなり長期になると思っていた方がいいでしょう。薬の投与などで抵抗力が落ちたりしますし…柴崎さん、とにかく彼女を支えて、気持ちを上げてあげることです。そうすることで免疫力も必ずあがりますからね」