【続編】スパイシーな彼~彼女が生きた証愛した瞬間
最悪の状況まで考えていた祐輝には、嬉しくてどうしていいかわからない気持ちだった。


「病室に入ると、起きて点滴をしながら本を読んでいた瑞希を、抱きしめるように包んだ」


「あら~甘えん坊祐輝君~今日はどうしましたか…フフフッ…」


「瑞希、検査の結果聞いたかい!」


「うん!夕方聞いたよ」


「良かったな~俺嬉しくて~」


「ありがとう祐輝…あなたのおかげよ」


「そんなことないよ~瑞希が頑張って治るって治療受けたから…」


「斉藤先生ね、まだ安心してはいけませんよ。結婚して、子供も生みたいなら、しっかり治すことですよって!祐輝、私赤ちゃん生めるかもしれないね~」


「そっかぁ…そうだね~でも、先生が言うように、安心しないでゆっくり治すことだよ。元気になったらなんでもできるんだからな」


「うん~」
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