【続編】スパイシーな彼~彼女が生きた証愛した瞬間
「反対なんてしないよ…祐輝が決めたことだもん~私はついて行くよ~でも…私足手まといにならないかな?」


「瑞希がいないと、これからの人生楽しくないよ~一緒についてきてくれてるかい?」


「私で良かったら…喜んで~」


「ありがとう!ありがとう瑞希。俺…絶対瑞希幸せにするからな~良かった~」


看護師が見回りに来て、微笑ながら


「相原さん、良いお話聞いちゃいました。でも…深夜なんで静かにね…明日は入院中の半分の人がわかってるかな~今の話し…」


「えっ!そんなにひびいてましたか?」



「はい…聞こえてました!ふふっ…早く元気になって、ウェディングドレス着ないとね」


「はい…」


瑞希のはにかんだような笑顔が可愛くて、抱きしめたいと祐輝は思う…


ここが病院じゃなかったら、瑞希への気持ちが止められなかったかもしれない。
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