【続編】スパイシーな彼~彼女が生きた証愛した瞬間
心の病
「晴香~世利眠ったよ」


「ありがとう憲吾…仕事で疲れているのに、ごめんね…」


「俺は大丈夫だよ。もし、体調良くなかったら、晴香ママのところにいたほうが、晴香楽じゃないのかい?」


「うん…でも、憲吾と世利とやっていくって決めたから、もう少し頑張ってみる」


祐輝がいなくなってから、3ヶ月…


晴香は、色々な精神的ショックが大きかったせいか、ホルモンのバランスを崩していて、女性としてあるべき月のものも、止まってしまっていた。


初めは、妊娠?


と思い受診したが、それは間違いだった。


不眠が続き、体がだるく、食欲がなかった。


憲吾の優しさに包まれているのに、自由のきかない自分の体に、苛立ちさえある晴香。


日中、世利とは、家事をしたり遊んであげたり、普通に生活できる…でも、夕方から夜にかけて、晴香の体調は良くなかった。
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