【続編】スパイシーな彼~彼女が生きた証愛した瞬間
瑞希もどんどん回復していた。
周りの母親と違うのは、初乳は絞って与えたが、薬を飲まなくてはいけないので、母乳は暫くは与えられない。
しかし不思議なもので、母親の子供を思う気持ちで、瑞希は1週間もしないうちに、体力を回復させて、母乳を与えられるようになっていた。
それから10日ほど立ち、母子共に退院した。
久しぶり戻る我が家には、祐輝と母親が揃えてくれたベビー用品で、様子が変わっていた。
祐輝の母親は、父親の介護もあるので、出産して、3回目の蓮との対面だった。
名前は、祐輝が考えてくれて、蓮と名付けられた。
「おかえり~瑞希ちゃん♪蓮抱かせてもらっていいかい?」
「はい。これからも、親子3人、よろしくお願いします」
蓮を抱いた母親の瞳から涙が溢れて、でも笑顔で、おばあちゃんだよ~と話しかけている。
瑞希がシャワーに入っている間、祐輝が蓮を抱いて、母親は昼食の支度をしていた。
祐輝に生きる力を再びくれた、可愛い我が子の寝顔を見ていると、瑞希の病気のことも、今までの過去のことも、この一時は忘れていられる。
周りの母親と違うのは、初乳は絞って与えたが、薬を飲まなくてはいけないので、母乳は暫くは与えられない。
しかし不思議なもので、母親の子供を思う気持ちで、瑞希は1週間もしないうちに、体力を回復させて、母乳を与えられるようになっていた。
それから10日ほど立ち、母子共に退院した。
久しぶり戻る我が家には、祐輝と母親が揃えてくれたベビー用品で、様子が変わっていた。
祐輝の母親は、父親の介護もあるので、出産して、3回目の蓮との対面だった。
名前は、祐輝が考えてくれて、蓮と名付けられた。
「おかえり~瑞希ちゃん♪蓮抱かせてもらっていいかい?」
「はい。これからも、親子3人、よろしくお願いします」
蓮を抱いた母親の瞳から涙が溢れて、でも笑顔で、おばあちゃんだよ~と話しかけている。
瑞希がシャワーに入っている間、祐輝が蓮を抱いて、母親は昼食の支度をしていた。
祐輝に生きる力を再びくれた、可愛い我が子の寝顔を見ていると、瑞希の病気のことも、今までの過去のことも、この一時は忘れていられる。