【続編】スパイシーな彼~彼女が生きた証愛した瞬間
「柴崎さん…」


「瑞希ちゃん、祐輝でいいよ。最初から呼んでないと、呼びにくくなるだろう~」


「呼び捨てでいいんですか?」


「いいよ。瑞希ちゃん…瑞希と俺は、今日から皆より、ちょっと特別な関係って感じでいいだろう」


「はい!ゆ…祐輝…よろしくお願いします!」


「二人の時には、敬語もやめよう…いいね。瑞希…」


「はい…あ~うん~!」


瑞希は可愛い笑顔で、笑っていた。


瑞希には、身寄りがないと聞かされて、守ってあげなくては…


何だかそんな強い気持ちが祐輝の心を動かしていた。


兄貴のような~友達のような~そして、現在進行形の恋心…


晴香達との気持ちがはっきりしたら、もっと瑞希が喜ぶことをしてあげたい…


祐輝に生きる希望を愛情という形で教えてくれた瑞希だった。
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