【続編】スパイシーな彼～彼女が生きた証愛した瞬間

「柴崎が出社する、10分ほど前に、筒井という男性から私宛てに電話があってね…」


「はぁ…」


「柴崎さんが転勤になって、奥さんが寂しくなってしまったところに、自分が通うようになり、深い関係になってしまい、柴崎さんを傷つけてしまって、体調を崩した。自分達が悪い事をしてしまい、柴崎さんに迷惑をかけてしまったので、離婚届けを今日出す話しになっているが、柴崎さんは全く悪くはないので、会社での待遇を変えないでほしいという内容だったんだよ。間違いはないかい？」


「ええ…まぁ…」


「そうかぁ…辛かっただろう。大丈夫かい」


「は…はい」


「しばらくの間、部下達には黙っておいたほうがいい…時期をみて、私から皆に伝えよう。別に君が離婚したからって、会社としては待遇を変えるつもりはないから、今日からまた頑張ってな」


「はい…ありがとうございます」