【続編】スパイシーな彼~彼女が生きた証愛した瞬間
「私は祐輝の傍にいたい…今の祐輝を受け入れられる自信はあるの…でも、筒井さんの配慮などで、気持ちを誤魔化してるのではない?」


「違うよ。瑞希と何日か一緒にいて、俺は君の初めての男にふさわしくないような気がしていた。純粋すぎる瑞希を…俺は守ってあげられるかってね~。でも、きっと癒されたのは俺で、瑞希と一緒にいたいって思っているのは、俺なんだよ。ただ、自分は一度失敗してるし…とにかく、瑞希傷つけたらってそればかり考えていたんだ。瑞希の気持ちは変わってないかい?」


「うん…半年前からずっと変わってない…」


「じゃあ、俺の傍にいてくれないかい?すぐ答えを出す必要はない。俺をもっとしかり見て、判断してくれていいから…俺と気長に…付き合ってみてくれないかい?」
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