【続編】スパイシーな彼～彼女が生きた証愛した瞬間

噂と不安

会社に着いて、真っ直ぐに店長のもとに向う。


「おはようございます店長お話が」


「柴崎～どこかに旅行かい？」


「今朝…私の自宅から相原さんが体調を崩して救急車で病院に入院しました」


「なんだって！相原の様子は…」


「意識がなくて…点滴してるってことで、私も会えないで帰ってきました」


「で、何で柴崎の家で倒れたんだ。君達いつから…」


「私が入院してから、彼女が来てくれてまして…まだ男女の関係とかではありません」


「そうか～やっぱり相原は君のこと…君が倒れてるのでは、と君の家向うと連絡が入った時に、自ら面倒を見たいと言ってきたんだよ…その時の彼女の声が真剣だったから、まさかな～とは思ったんだが、やっぱり君に惚れてたんだな」


店長命令と言ってたのは自分に心配をかけないようにした、瑞希の優しい嘘だとわかった。