あなたとわたし
「ごめんなさいねー、もともとこのような性格なもので」

と里咲がまるでロボットのように片言で言っている


「ごめんごめん!すねないでー!」

アイが笑いながら慰めている


'ちっ'と二人には聞こえないように舌打ちした

「おい!里咲、今舌打ちしただろ!!」


「えぇ〜、知らないよぉ☆」

とすかさずぶりっこ風な喋り方でごまかす

「なんだお前、気持ち悪りぃ」

「慎には言われたくない」


「なんだとー!」

毎度毎度、飽きないねぇ〜とアイは心の中でつぶやいた
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