あなたとわたし

朝のホームルームが終わり、授業にはいっていく。

ちなみに、私の席は廊下側の一番後ろ。
我ながら席の運が悪い。

少し横を向いてみると、窓側の席の慎が寝ている。

慎はなにかと、運がいい奴だと思う。

しかも、夏休み前という暑い時期にあそこの席が取れたことはとてもうらやましくてしかたがない。

授業を右から左へ聞き流しつつ、ノートはしっかりとっていく。

特にあてられることもなく、無事に四時間が過ぎ、やっとのことでお昼休みだ。
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