貴方からの手紙〜愛する君へ〜
ぴーぴーぴー。
「午後1時49分…」

拓也はあたしを残して1人旅立っていった…。

お葬式。

なんみょうほうれんきょう…。

拓也、拓也、拓也!あたしの頭の中によぎるのは拓也の事ばかり。

拓也のお母さんが近づいて来た。
あたしはあんたのせいだ!とか言われるのかなーと思ってたら、
「渚ちゃん…?あたし拓也の母。よろしくね。渚ちゃん。良くやった。
ありがとね…。」
「え…?」
「私ね、拓也から聞いてたの。渚ちゃんが一生懸命面倒見てくれたって!幸せそうに言ってたわよー。いつか結婚までいかせてやる!ってね…うっうぅ。」
「そんな事…。ありがとうございました。では、失礼します」

あたしはたいきれなかった泣きそうでやばかった…。

好きよ。拓也。だから貴方も言って…?

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