お前は俺しかいねぇだろ?





[爽side]


はぁ……。

一体なんなんだよ……。

意味不明!!!!

病院についたらいきなり

変な部屋に連れて行かれた。


「どこですか?ここ…」

「小田切爽…。

これ、遺伝子を調べる機械よ…」

「え!?

DNAで調べる!?」

「そう…。

でも、なんで??」

「俺達に普通じゃねぇ

血が流れてるってことか?」

「かもね…」

「そうです…。

おそらく…!!」

「「!!??」」


ん?

誰だ?

白衣を着ているから

医者か??


「少し…調べさせてもらうよ?

いいかね??」

「どうする??」


どうするって

言われても来たんだから

やるしかないっしょ!


「別に俺はいいです」

「え!?

ぢゃあ私も……」

「分かった。

それでは女の子から

やらしてもらうぞ」

「はい…」


なんか

輪渡、完璧怖がってるじゃん。


「大丈夫だ。

…たぶん」

「なにそれ…」


ま、がんばれ!




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