お前は俺しかいねぇだろ?






その後、

私達は別れて

それぞれ家に帰った。


「たっだいまーー!」

「あら、お帰り。

不機嫌ねー」

「なんかさー聞いてよ」


私はお母さんに今日、

病院で言われた真実を話した。


「本当!

意味不明ぢゃない??」

「そう……ね」


ん??


「お母さん?どうしたの?」

「あッ…。………なんでもないわ」


なにか隠してる……。


「なに?

言って良いよ??」

「………」


??

早く言わないかな

って思っていたら、


「葵、あなたには

言わなければいけないこと…。

あなたが傷つく事…

先に謝っておくわ、ごめんなさい」


え?


「なに……?

どういうことなの??」


お母さんは真剣な顔をして

話を始めた。





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