お前は俺しかいねぇだろ?
[葵side]
爽…優しいな…。
でも本当に甘えちゃっていいのかな…。
こんなに優しい人達と一緒にいていいのかな…。
幸せ過ぎると不安になるよーー…。
「華子…徹…黙っててごめんね…」
「ううん、話してくれてありがとう。私にできる事があったら言って?何でも協力するから」
「おうッ!まかせろよ!!」
華子…徹……。
「…一緒にいてくれるの?」
「というかいさせて♪」
「華子大好き!!」
「俺は?」
と徹が聞いてくる。
「徹はーー…ねぇ…」
「うっわ!ひっでぇ!華子~~」
「はいはい、よしよし」
とポンポン華子が徹の頭を撫でる。
相変わらすラブラブだなぁ~~……。
「よし、俺らもいちゃいちゃするか?」
と爽がえくぼを見せて二カッと笑って言った。
「へ!?///」
と急に顔が真っ赤になった。
「は!?何、顔赤くなってんだよ!///」
「ななななってないし!///」
そんな様子を華子達が
「これは…」
「いつかできるな♪」
と見ながら話している事に気がつかなかった。