復讐のkiss
復讐を止める事は出来る。
でも、止めてしまうのなら、
私はラメセスの傍にいる必要もなくなる。
・・・
私とラメセスは、政略結婚だ。
結婚と言っても、
正式に婚儀を挙げたわけでもない。
ちょっとした宴をあげただけ。
…なかった事にすることは、可能かもしれない。
…この人を好きになってしまった自分。
仇だと思っていた人を好きになるなんて、
…それは罪な事だ。
・・・だから、
ホルス国との戦いが終わったら、
私はジェヘティ王国へ帰ろう・・・
ラメセスは、この世界全体の王になる男なんだ。
そんな偉大な人の傍に、
私なんかがいちゃいけない・・・
「…ミラ、どうした?」
「ホルス国との戦いが終わったら、
私の願いを叶えてくださいますか?」
「…ミラの願いなら、何でも聞こう。
ミラはオレにとって大事な妃だ・・・
どんな願いも、聞き入れよう」
でも、止めてしまうのなら、
私はラメセスの傍にいる必要もなくなる。
・・・
私とラメセスは、政略結婚だ。
結婚と言っても、
正式に婚儀を挙げたわけでもない。
ちょっとした宴をあげただけ。
…なかった事にすることは、可能かもしれない。
…この人を好きになってしまった自分。
仇だと思っていた人を好きになるなんて、
…それは罪な事だ。
・・・だから、
ホルス国との戦いが終わったら、
私はジェヘティ王国へ帰ろう・・・
ラメセスは、この世界全体の王になる男なんだ。
そんな偉大な人の傍に、
私なんかがいちゃいけない・・・
「…ミラ、どうした?」
「ホルス国との戦いが終わったら、
私の願いを叶えてくださいますか?」
「…ミラの願いなら、何でも聞こう。
ミラはオレにとって大事な妃だ・・・
どんな願いも、聞き入れよう」