復讐のkiss
…医者と看護師は、
必要な物を置いて、部屋を出ていった。
「…痛かったら、言ってくださいね」
「・・・ああ」
・・・何をやってるんだろう。
いつかはこの手で、
ラメセスを殺そうとしてるのに、
傷の手当なんて・・・
「…手当は上手いな?
どこかでやったことがあるのか?」
「…はい。
看護師のまねごとを、してたことがありましたから」
「・・・そうか」
…そろそろ巻き終わると言う時に、
ラメセスが突然驚くことを口にした。
「…いつか、
ミラは、その手で、オレを殺すか?」
…ポトッ。
包帯を落としてしまった。
私は慌ててそれを拾い、
ラメセスを見上げた。
必要な物を置いて、部屋を出ていった。
「…痛かったら、言ってくださいね」
「・・・ああ」
・・・何をやってるんだろう。
いつかはこの手で、
ラメセスを殺そうとしてるのに、
傷の手当なんて・・・
「…手当は上手いな?
どこかでやったことがあるのか?」
「…はい。
看護師のまねごとを、してたことがありましたから」
「・・・そうか」
…そろそろ巻き終わると言う時に、
ラメセスが突然驚くことを口にした。
「…いつか、
ミラは、その手で、オレを殺すか?」
…ポトッ。
包帯を落としてしまった。
私は慌ててそれを拾い、
ラメセスを見上げた。