daisuki.

*イメージ*

この一件を機に、私は前の二人を見ないように心がけた。

その代わり、隣の透太といつも話すようになった。透太はいつも私の話をにこにこしながら聞いてくれていたし、話してるとすごく楽しかった。

ある時給食の時間に食パンが出た。
私が言った。「このパンめっちゃふわふわしてる」
透太が言った。「このパンのふわふわ加減はきっと、あの食パンだ!!!!」

今考えると全然面白くもなんともないのに、その時の私は爆笑しちゃったんだよねww
その日の給食は、笑いすぎて全然食べられなかったww
そして、私はあいつに「しょくぱんまん」という私限定のあだ名を付けたww



まるで、今までの過去が全部嘘の様に、私のあいつに対するイメージはどんどん変わっていったんだ。
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