夏色
…
「お兄ちゃん!?
こんな感じの悪い人が?!」
「指は刺さないんだよ?」
~~~っ
むかつく!
「まぁ、仲良くしてやってもいいけどな」
フイ
顔を思いっきりそらしてやった
だって、むかつくんだもん
「あーめんどくせぇ…
あいつらにも言わなくちゃいけねぇのかよ」
あいつら?
まぁいいか
あたしには関係ないし
「あっ、夕飯は、食べますか?」
「えっいいの~~?」
「はい。カレーなんで、多く作ってあるんです
よかったら食べてください」