散華の麗人
彼は首を竦めた。
「なんだい?事実、粱麗という地名になっただけで何も変わりはしないじゃないか。」
「貴方はわかっていない。」
リアンは目の前の国王だった人物、美凰を睨んだ。
「清零国王が……僕の一族にしたこと。」
剣を突きつけて言葉を紡いだ。
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