散華の麗人
美凰はリアンを見て笑った。
「たかが小さな一族が何だ。国と比にならない!」
高らかに言い放った。
「おれは国を守った。民を守った!小より大をとったに過ぎない。」
「……っ、」
激昂する感情を抑えて、リアンは睨んだ。
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