散華の麗人
一同は驚いた。
「かわいい、でしょうか。」
(褒められてるのだろうか。)
茶々は困ってしまった。
「あぁ!まー、結婚っていうのはまだ早いだろうが……友達、にはなってくれないか?」
やや上目遣いで頼む。
「友人ですか。同じ年頃の友人はいないので嬉しいです。しかし、いいのですか?」
(男だけど。)
「あぁ!!何を隠そう、俺のほうが頼んでるんだ。二言はねぇ!」
蘭はニコニコしている。
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