散華の麗人
与兵衛太は笑いを堪えられない様子でぷるぷると震えている。
「?」
怪訝そうに蘭は与兵衛太を見た。
「……そいつ、男やぞ?」
そう聞いた瞬間、蘭の笑顔が凍りついた。
「嘘じゃ!!」
「いえ、本当です。」
「うぅうあぁああ!!」
「へぇええええ!?!?!?!」
発狂した蘭が茶々に飛びつく。
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