散華の麗人
雅之は戦場を見据えた。
(あぁ……)
少しだけ、戦闘に関わる必要がないことで気が緩んだ。
ふと、愛おしい人の姿が過ぎる。
(貴様は、どこへ行ったのだろう。)
思考が混乱する。
< 408 / 920 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop